大阪の日本茶専門店

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【店長の親愛なる日記】

【第六十三回 全国茶審査技術競技大会】


9月10日(土)静岡茶市場で「第63回全国茶審査技術競技大会」
が開催されました。

十数年にわたって関わってきたこの大会も、年齢制限の関係で今年が最後の出場になりました。

4月の大阪予選を無事に通過し、上位入賞と、九段位昇段を目指して練習に取り組んでまいりました。(最高段位は10段)


ちなみに、どのような競技かと申しますと、

・第1審査 品種茶鑑定  5点(お茶の品種を当てる)
・第2審査 茶期別判定 5点(摘まれた時期を当てる)
・第3審査 産地別判定 10点(お茶ッ葉を見て生産地を当てる)
・第4審査 茶歌舞伎   20点(飲んで産地を当てる)

と合計40点満点の競技です。


全国各地の予選を勝ち抜いた「茶問屋、生産家、商社、小売店主」の猛者が鑑定技術を競う権威ある大会です。

なので「単に運や実力、ましてや根性論」だけではとうてい勝てない世界なのです。


そこで今回は、今年から学んでいる「NLPコーチングを取り入れてみることに。

「コーチング」とは、一流アスリートは必ず取り入れているという「潜在能力を引き出す心理技術」のようなものです。

「望ましいゴール」を設定し、それに見合った「イメージトレーニング」のようなさまざまなワークを実践します。

当然今回のゴールは「満点優勝!九段昇段!」です。



そして大会当日、どうなったかと言うと

・第1審査 5点!
・第2審査 4点・・。
・第3審査 10点!

前半戦の終了。
1点落としたものの、ここまではほぼイメージ通りの展開に。
「今年はイケる」と確信も。

いよいよ後半戦。
ここからがメインの戦いです。
とてつもない集中力が問われます。

・1煎目 5点!
・2煎目 5点!
・3煎目 5点!
(この時点で32点を越えたので、九段昇段は確実に)

そしていよいよ最後の4煎目です。

5点!

合計39点。

(この点数ならば10位入賞は間違いないだろう。
もしかして優勝かも? いや40点もいるやろし、同点も何人か・・・。)

ドキドキしながら結果発表を待つ。

そして
九段

準優勝でした。

1点差で優勝は逃したものの、できるだけの事はすべて出し切った感じなので大満足です。

最後の最後のチャンスに「準優勝、九段位昇段、最高昇段者として表彰、懇親会でもステージで表彰」など、ありえないほどの最高の結果を出せたのは、やはり「NLPコーチング」を取り入れたおかげとしか言いようがありません。
九段


「トップアスリートたちはこういうことをやっているのか」と。
技術だけでは抜きん出ることは無理だと身を持って経験できました。

これからは後進の育成に「今までとは違ったアプローチで教えていければ、スゴい結果につながるのでは?」と思うと楽しみです。


そして、皆様とともに「自然が育んだ奇跡の産物、日本茶」のさらなる魅力を共有していければ幸いです。


練習でお世話になった先輩方、設営していただいた静岡茶青、全茶青の仲間たち、そして家族に感謝です。

ありがとうございます。







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